ヨガが続く人と続かない人
こんにちは!
今年もあと少しですね。「やりたいこと」「やり残したこと」はありませんか?!
「やりたいこと」のなかで、今年からヨガをはじめられた方も多いかもしれません。
あるいは、はじめたはいいけれど「続かない…」と感じている方もいらっしゃるかもしれませんね。
今日は「ヨガが続く人と続かない人」の違いから、
- 「ヨガとのご縁」ってどういうことなのか?
- ヨガを細く長く続ける方法
について考えてみたいと思います。
今年「ヨガデビュー」されて絶好調!な方も、「続けたいけど続かない…」と感じている方も、ぜひお読みいただけるとうれしいです。
「ヨガが続く人、続かない人」の違いは?
結論からいうと、「ヨガが続く人」と「続かない人」に違いはないようです。
ベテランの先生たちは口をそろえて、そう言われます。
- 体の柔軟性
- 体力
- 身体能力
- 年齢
- 性別
- 職業
- 家族構成
- 忙しさ
- 性格
…などなど、さまざまな観点からみても、ヨガが続くか続かないかに傾向はないのだそう。
日本だけでなく、世界で指導されている先生からも同じことをお聞きしました。
ヨガをする人は、体がやわらかそうなイメージがあるかもしれませんが、
体が「やわらかいから続く」ことはないし、逆に「かたいから続く」ともいえないのだとか。
ほかにも「ヒマだから続く」「忙しいから続かない」ということもないそうです。
もちろん、日本では男女比で見ると女性の方が圧倒的にヨガをする人が多いです。
しかし、ヨガをはじめた後、女性の方がより継続できるかというと、そんなこともないのが現実。
まさにヨガとの「ご縁」としか言いようがないのかもしれません。
「ヨガとのご縁」ってどういうこと?
わたしが8年間続けた「アシュタンガヨガ」のグル(先生)であるパタビジョイス師は、生前よくこう言われたそうです。
「ヨガをする人は、前世でもヨガをしていたはずだ」…と。
「は?」と思われた方も…まあ、聞いてください。
インドでは、生まれ変わり(輪廻転生)の考え方があたりまえなのです。
日本では、「死んだら無になる」と考える人も多いので変に聞こえるかもしれませんが、ひとまずインドではそう考えると頭においてみてください。
「前の人生でヨガをしていたから、また今世でもヨガができる」。
ヨガとのご縁の深さや出会い方はさまざまですが、いずれにせよ「縁がなければ出会えない」と考えるのです。
つまり、ヨガを長く続ける人も途中でやめる人も、それぞれの「ヨガとのご縁」なのかもしれません。
検証しようがないことですが、わたし自身は素敵な考え方だと感じます。
だって、「誰がヨガを好きになるか?」「続くか?」は誰にもわからないのですから。
ヨガを細く長く続ける方法
ここまで読んで「わたしは毎日ヨガを練習できてないし、縁がないのかも…」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。
でも「続ける」ことと、ヨガをする「頻度」や「コミットメント」は関係ないと思うのです。
ライフステージにより、ヨガに時間をとれない時期もあると思います。
できないことに罪悪感を感じる必要はありません。
なぜなら、「ヨガ」はわたしたちの健康や可能性を広げる「手段」であって、「目的」ではないからです。
ヨガよりも大事なことがあるなら、それを優先した方がいいにきまっています。
だからこそ、もしヨガに少しでも面白さを感じるのだとしたら、細く長くつながるのがいいと思うのです。
以前お世話になっていたヨガスタジオで、ごくたまにふら~っとやってくる生徒さんがいました。
数ヵ月…いや、半年に1回くらいの頻度だけど定期的にいらっしゃっていたと思います。
先生も慣れたもので、同じことをくりかえし教えておられました。
頻度があいてしまうと、以前ならったことをすっかり忘れるというデメリットもあるけれど、ヨガはあくまで趣味の範囲。
ご自身のペースで、細く長く続けていただくのが一番だと思います。
とはいえ、ある程度は定期的におこなった方が「続けやすい」のも事実ですが、ムリのない範囲で、ゆるやかにご縁をつなぐ方法もあることを覚えておいていただければ幸いです。
誰にも何も気がねなく、ご自身のペースでヨガとのご縁を大切にしていってくださいね。