ヨガでおちいりがち…3つのトラップ

こんにちは!
ヨガの話をえらそうにしているわたしですが…実はこれまでたくさんの「失敗」をかさねてきました。

ヨガにまつわる失敗3つ選ぶと…

  • 人と比べて凹む
  • ヨガグッズにはまる
  • 不思議体験を追いもとめる

といったところ。

これら3点は、わたしだけでなく、誰もがはまりやすいワナかもしれません。
今日はこれらを「3つのトラップ」として詳しくご紹介!

  • ヨガをはじめたばかりの方
  • これからはじめようかな?という方

にもご参考になると思います。ぜひお読みください♪

トラップ1.人と比べて凹む

「人と比べる」のは、多くの人がおちいりやすいワナ
一緒にクラスを受けている誰かと自分をつい比較していませんか?

「比較する意味はない」「落ちこむ必要はない」と理解していても、ついやってしまうのが人間。
傾向と対策を考えてみましょう(受験勉強みたいですね…)!

まず傾向は、

  • 比較対象は、自分と近い人
  • 「自分だけ」できないと悲しい
  • ヨガにコミットすればするほど、おちいる

といったところ。

人は、自分とかけ離れた人がすごい動きをしても「すごいね~」としか思わないです。
でも、年齢や状況など自分に近い人ができて、自分ができないとくやしい…。

あるいは、周りのみんなができることが自分1人できない「むむむ…」となります。

さらに、この「くやしさ」「落ちこみ」は、ヨガへのコミット度合いと関係していることに気づかれるでしょう。
「ヨガ?たまにしかやりません」という人よりも、「毎日ヨガを練習してる!」人の方が、このワナにおちいりやすいのです。

なぜなら「毎日やってるのに、なぜできない…?」と考えるからです。

だからこそ、ヨガをはじめたばかりの方よりも、ある程度練習をはじめた中上級者にありがちなトラップともいえます。
「人とくらべる必要ないですよ~」とおっしゃるベテランの先生でも、実はもっとすごい人と比べて凹んでいたりするのです。

言うまでもなく、ヨガはをキレイにすることが目的ではありません。
内側に意識を向けて、目に見えないエネルギーもふくめてととのえるのがヨガ。

理解していても、つい比べてしまう…そんなときはどうしたらいいのでしょうか。

残念ながら「人と比べない方法」で即効性のあるものを、わたしは持ちあわせていませんが…

  • 「人と比べる」思考に気づいたら、その都度「意識を内側に向ける」
  • 1人で練習する時間をもつ

この2点を続けると、少しずつ「人と比べる」意識からはなれていけると感じています。

いずれも地味な対策ですが、「人と比べてしまう」自分を責めずに受け入れつつ、そこからはなれていくのもガの練習といえるかもしれません。

トラップ2.ヨガグッズにはまる

2つ目のトラップは、「ヨガグッズにはまる」こと!
ヨガウェアやヨガマット、それ以外にも、いい香りのスプレー(ヨガマットをふくやつ)など魅力的なグッズがたくさんあります。

ヨガのクラスを受けていると、まわりの人のかわいいヨガウェアが気になることもあるでしょう。
結果、クラスへの集中はうすれていき…
クラスが終わるやいなや「ねーねー。そのレギンス、どこで買ったの?」と話しかけていませんか?

けっこう盛り上がるネタだし、情報交換も楽しかったりします。
つまりこれは、「何のためにヨガのクラスに来たのか」忘れてしまうワナ。

ヨガを続けるうえで、ウェアやグッズにこだわるのはモチベーションを上げてくれる効果もありますが、どうかほどほどに。

男性よりも女性がおちいりやすいワナかもしれません。

トラップ3.不思議体験を追いもとめる

3つめのトラップは、「不思議体験を追いもとめる」こと。

ヨガをする中で、「ゾーンに入る」ような感覚をあじわったり、スコーンと瞑想状態にはいったり…
いつもと違うちょっと不思議な体験をすることもあるでしょう。

ヨガ仲間とそういう体験をシェアしあうのも楽しいです。
人の話を聞いて「わたしもそういう境地になりたい!」と意気込むかもしれません。

でも、たとえば「空中浮遊したい」と本気で考えるようになったら少し危険なサインかもしれません。

空中浮遊を否定するわけではありませんが…ヨガで得られる体験は、体験に過ぎません。
それがどんなにもの珍しい体験でも、体験にはそれ以上の価値はないからです。

体験が終われば、また日常がもどってきます。
めずらしい体験をしたからといって、人として成長したわけではないし、悩みや苦しみが少なくなるわけでもありません。

さらにいえば、不思議な体験をすることが「ヨギ(ヨガをする人)として優れている」わけでもないのです。
条件がかさなればゾーンに入りますし、初心者でもそれは可能だからです。

どうか不思議体験は頭のかたすみにおいていただいて…いつものヨガに戻ってきていただければうれしいです。

このトラップは、どちらかというと、女性より男性がおちいりやすい傾向があるように感じています。

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いかがでしたか?
今日はわたしの失敗から、ヨガでおちいりやすいトラップ3つをご紹介しました。

みなさんも、これらのワナにはまりかけているなら、ぜひ軌道修正を。
トラップをうまくかわしながら、楽しくヨガを続けていきましょう!

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